Field Study
2010年に始まった、大阪大学で独自に開発された分野横断型のグローバル人材育成プログラムです。海外で約10日間の現地活動を行うほか、およそ半年間の事前・事後学習を行います。主な海外のフィールドはモンゴル、中国雲南省です。
国内では兵庫県宍粟市、滋賀県長浜市、奈良県十津川村をフィールドに活動しています。
過去の海外フィールドスタディプログラム報告書
海外フィールドスタディプログラム一覧表(2010年~2023年)
卒業論文(2024年度)
地域住民と信頼関係を構築し、フィールドスタディの手法を用いて卒業研究に取り組んだ2名の学生(当時)、伊東さんと高松さんの卒業論文(一部抜粋)を紹介いたします。
彼女たちの研究は「知の地方化」と深く関係します。
地域に寄り添うまなざしを忘れず、研究成果の地域還元にも取り組んだ2人の姿は、地域活動に取り組む人たちにとって大いに参考になると考えられます。
伊東さんの研究については、食の集合的創造性という観点から分析できればより意義のある研究になったでしょう。
また、高松さんの調査結果の集計方法については検討の余地があると思われるかもしれません。
しかし、当時の学部生が執筆した論文としてはレベルが高く、北の風・南の雲は高く評価しています。
ぜひご覧ください。
上須道徳「新しい科学の在り方を拓くPBL型授業」